インドネシア旅行記(2)プランバナン遺跡公園

3月13日(木)、目が覚めると、とりあえずネットに繋いでみました。というか校正しないと怒られる!が、しかし、マウスの調子がおかしい。前日の夕方、スカルノ・ハッタ空港でも、ライトが時々消えたのですが、そう、まさかの電池切れです。なんでまたーー! 海外へ行った時に限って、マウスの電池がなくなるのです。次回からは、必ず新しい電池に入れ替えて持って行こう。まあ、電池はどこの国でも買い易いものの一つですが。

仕方ないので、朝食を食べに下に降りました。いかにも南国らしい中庭がガラス越しに見える、素敵な朝食会場です。日本語の上手な女性が、ようこそまたお越し下さいました、とか(初めてなんですけど)。遅めの時間だったので、朝食会場は空いていて、何度もコーヒーのお替りを聞いてくれました。おかゆがとてもおいしかったです。食事後、フロントに寄って、電池を売ってる場所を聞こうと思ったら、先ほどの日本語堪能な女性(Mさん)が、あれこれ日本語で話してくれるので、付近のマップを貰いました。Mさんは、インドネシアで日本語を勉強されたそうですが、「城山台へ行ったことがある」と言うので、「泉北NTですね?」「そうです」「なぜまた泉北へ?」「観光フェアで宣伝に、上司と行きました」とのこと。今日の予定を聞かれ、プランバナンへ行こうと思っている、と言うと、ホテルのタクシーは高いから、安いツアーを教えてあげる、みたいな話になって、今日はあんまり体調よくないから、とか(事実ですが)言って、その場をかわしました。電池は、フロント横の売店で売っていたので助かりました。

校正を済ませて、プランバナンへ行くことにしました。市内バスのトランスジョグジャの終点がプランバナンだと「歩き方」に書いてあるので、まずは試しに、という感じです。問題は、方向音痴のため、どっちへ行ったらトランスジョグジャのバス停に到達できるのかさっぱり分かりません。ホテルの裏口側から適当に歩いていくと、ごちゃごちゃした町の裏側を通って、貴金属店が並ぶ通りを抜け、大きな市場の横を通り、そして大通りに出ました(てきとう~~)。露店をくぐって、バス停らしきものを発見。

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改札口の反対から入ってしまいました。チケットはちゃんと買いましたけど。プランバナンへ行きたいと言うと、乗るべきバスをちゃんと教えてくれました。バス代は3,000ルピア、1時間近く乗るのに、30円以下ですか・・・。物価がよく分かりません。でも、西側先進国を除けば公共交通は安い国が多いです、日本は高すぎ。コの字型に向き合って座っていくような座席で、座れました。

終点で降りて、そこからは結構距離があったのですが、インドネシアの若い男の子たちの後を付いて行きました。プランバナン遺跡公園の敷地に入ってから、男の子たちが受付の場所を教えてくれました。外国人は入口(と料金)が別になっています。スカートのように布を巻かれて、外国人のマークのようで恥ずかしかったので、取ってしまいましたが、実はこの巻きスカートがないと、遺跡の中心部に入れないのです。慌てて巻き直しました。

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スカートを巻く、団体見学の子どもたち。

ヒンドゥー教のロロ・ジョングラン寺院の入り口には、ブルーシールドのマークが。

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              ↑ この子、鞄にウサギさん下げてますねー。

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携帯で写真撮る子どもたち。ここに来ているのは、インドネシアでもリッチな層なのでしょう。ちなみに、電波事情は、ホテルの部屋より、こういう観光地の方がいいです。プランバナンの遺跡の中で、大阪の印刷屋さんから、最終チェックお願いします、なんてメールをiPhoneで読むなんて。

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リラックマのパクリではありませんか??(遺跡よりも、こういうのに目が行く・・・)

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何せ暑いですので、時々木陰に入らないと、やってられません。

途中から、何度も日本語のガイドブックを売ろうとするおじさんに付きまとわれました。欲しい気もしましたが、相場が分かりません。高いものを売りつけられるのではないかと思い、「あとで~」とか言って撒いてしまいました。後に分かったことですが、遺跡にはミュージアムショップとかないので、結局、ここで買わないと、あとは空港で売ってる5,000円位する本格的な写真集ということになります。

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コブのある牛。

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去年、マレーシア行った時からそうですが、こういうの見ると、イスラムのイメージ変わるでしょう?

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迫力あるでしょ。

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この辺りから見た方が遺跡らしいかも。

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ここが考古学の発掘事務所。

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ルンブン寺院。

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仏教色が強いとされているセウ寺院。守護神クベラが面白い。

裏の方では、修復や掃除を盛んにやっていました。

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ここは一番奥の、修復技術等を展示しているスタジオ(Studio Pemugaran MANJUSRIGRHA)。

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あまりの暑さに、おじさんが一人、展示台の上でお昼寝していました。写真はあるのですが、おじさんとスタジオの名誉のために、ここではUpしないでおきます。

史跡公園の入口の方へ戻って、最後に博物館を見ました。おしゃれな建物、開放的な博物館(=開けっ放し)。

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ゾウさん。ゾウ型の神様なのか・・・。

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開放空間の楽器の展示。

最後に、トイレの様子です。ひしゃくの水を掬って流すシステム(たぶん)。けっこう流れます。最初は驚きました。

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帰るところからは、また今度。以下、続く。