マレーシア旅行記(1日目・2日目)

3月12日~20日にかけて、7泊9日でマレーシアへ行って来ました。なぜ、マレーシアなのか? 昨年、シンガポールに行った際、シンガポールからマレーシアまで、土堤で渡れる(バスや鉄道で行ける)ことを知りました。それに、シンガポールのスンゲイ・ブロウ自然公園から、対岸のマレーシアが目と鼻の先に見えたのです。シンガポールの自然保護区の素晴らしさを経験したので、マレーシアなら、もっとすごいのではないか?と思った点も大きいです。ボルネオ島・サラワク・・・しかし、ここは、飛行機が落ちるんじゃないかの不安が胸をよぎります。関空からコタ・キナバルへの直行便(マレーシア航空)が週2便しかないのも、ボルネオを諦める原因になりました。

そんな訳で、気を取り直して、マレー半島で予定を立てよう。クアラ・ルンプール+少し冒険的なところを、と「地球の歩き方」をざっと見して、候補に浮かんだのが、タマン・ヌガラ国立公園でした。到達難易度は、ほどほどではないだろうか・・・の判断です。飛行機と宿だけ予約して、あとは、まあ何とかなるだろう、で出発しました。一番注意すべきは到着した空港からホテルまでなので、この部分だけは飛行機の中で念入りにチェック。

行きのマレーシア航空は、ガラすきで快適でした。エアポート・エクスプレス→モノレールと乗り継いで、無事、ホテルの前の駅まで来ましたが、半端ない交通量。しかも、信号は車のためにあるので、歩行者は命がけで赤信号を渡らねばなりません(北京と同じ)。

フロントに着くと、3連泊だったためか、上のランクの部屋に換えてくれることになりました。上の階のライフスタイル・ラウンジなるところに案内され、夕方、ここは、アルコール+軽食がサービスとか。

到着日は、どこかで夕飯食べないと、ということで、歩いて行けそうなツイン・タワーに行くことにしました。ホテル周辺は、手ごろなお店は全くなく。ツイン・タワーまでの道は、歩道はあるものの、人が歩くことが想定されておらず、街路の大木が伐採されて横たわっていました。とりあえず、ツイン・タワー到着。伊勢丹、ユニクロ、資生堂、紀伊国屋書店が入った既視感溢れる建物です。そこそこなチキン店を見つけて、夕食にありつきました。


翌13日(火)は、クアラ・ルンプール中心部の博物館めぐり。国立博物館、オーキッド・ガーデン、ハイビスカス・ガーデン、警察博物館、イスラム美術館、KLCC水族館に行きました。国立博物館は、KLセントラル駅から歩けるはずの距離なのですが、如何せん、この国は、歩いて移動することが想定外の国なのです。暑いのとスコールの季節は、歩くのはナンセンスなんだろうと理解しました。それでも今は乾季なので、私は歩きます(だって、タクシー乗るの、怖いし)。以下、だだーっと写真を貼ります。詳しく書いていると、絶対に挫折しますから。

マレーシア国立博物館。石のお墓。

ホネホネな展示。

動物の来た道。

文化財展示。この部屋は充実していました。必見!

日本占領期の展示(ガラスケース1つ分)。


現地徴用した(?)自転車。

陸橋を渡って、オーキッド・ガーデンとハイビスカス・ガーデンを目指します。サル注意の道標。


オーキッド・ガーデンは、シンガポール植物園と比べると、かなりがっかりでした。ランの花壇。


こちらは、ハイビスカス・ガーデン。

ここは、警察博物館。館内は撮影禁止ですが、日本敗戦後の、マレーシア警察vs.共産ゲリラの戦いの映像上映があり、興味津々でした。


超豪華なイスラム美術館。無料ですが、ガラすき。イスラム美術は、どう愛でてよいのか分からず、戸惑いました。イスラム文化に対するリテラシーがないと、受容が難しいことを実感しました。

クアラ・ルンプール鉄道駅。わずかな距離の移動なのに、人が歩く道が整備されてなく、移動が大変です。油断すると、車にひかれそう!


そして、ツイン・タワーに移動して、
KLCC水族館へ。ピラニアの水槽にガイコツが横たわる斬新な展示。


淡水魚水槽。

卵→オタマジャクシ→カエル、の展示。


トンネル水槽。




コーラル水槽。




比較的まじめな、でも、あまり目新しい感じのしない水族館でした。翌日の国立動物園内アクアリウムの方が、古いけど中身は、はるかに充実していました。超テキトーなブログですみません(続く)。